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1995年生まれの管理人のブログです。更新頻度は期待しないほうがいいと思います。
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リヴリー
今飼ってる電子ペットです。 名前はマエゾン。
プロフィール
HN:
あらいせ
年齢:
28
性別:
男性
誕生日:
1995/12/02
職業:
学生
趣味:
音楽鑑賞
自己紹介:
沖縄県那覇市小禄在住。
BUMP OF CHICKEN大好き!
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「目撃者の供述によりますと、色黒で外国人風で裸、体中をペイントしていて、部分的に極端に肥大化しており、腹部は特に醜い太鼓腹だった、と述べています。ネットではこの連続殺人の犯人の特徴から、宇宙人だ、等の意見が飛び交っております。警視庁はこれらの特徴の一部から、在日外国人の可能性が高い、という事を現在割り出しております。」
ヴィマナのホールで、ナン(インドのパン)とカレーを食べながらニュースを見ていた。
「これがベータラだね。」
「日本に来たばかりだな。土地勘がまったく無い。墓地に行けないから、ダイレクトに死体調達してやがる。」
ナンを飲んでから喋りだす。
「シヴァ洞察力凄いな。」
「伊達に神じゃねぇんだよ。破壊神でも、これくらいは普通だ。」
「ねぇ二人とも、気付いた?」
二人同時に同じ事を言う。
「何を?」
「じゃあ僕の勝ち!犯行時間に規則性があったの。1回目と2回目の間隔はXとすると、2回目と3回目の間隔はX-1、3回目と4回目はX-2、4回目と5回目はX-4、という規則が出てるの。犯行場所も、普通に見るとランダムだけど、とある場所を中心にすると、綺麗に円が描ける。半径も、毎回100mずつ伸びてる。場所は毎回濱図団地付近。これで、犯行時刻、犯行場所が割り出せる。そこに向かうよ!」
そういえば、戦い方を見せると言ってたな。どんなのだろう。
低空飛行しているヴィマナを降りて、俺らはそこに向かってダッシュした。割り出した犯行時間は今から約15分後。ここからだったら走って間に合わない時間ではない。
8分後、着いた。そこにいたのは、目は虚ろに開き、口をだらりとあけたベータラだった。
「ここは僕が行く。シヴァ、悪いけどちょっと待って。」
「チッ、分かったよ!あたしが殺りたかったのに・・・」
ヴィシュヌは空中に手を伸ばすと、手の中に槍を出した。
「残念だったね、ベータラ。僕の殺し方は、一番苦痛をともなうからさ。」
そう言ってヴィシュヌは笑った。
 

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例の粘土を渡された。
オレンジ色で、むにむにしてる。
授業中、ひたすらポッケの中の粘土を練っていた。エネルギーの塊だというが、どうにも嘘臭い。
シヴァは隣で勉強してた。と思ったら、ノートに書いていたのは落書きだった。
国語の嶺稲先生は、通称「催眠術先生」。恐ろしく眠くなる授業をすることで有名だ。
昨日は、普通の時間帯に帰った。ヴィシュヌ曰く、
「神々にしか見えないんだよ。」
とヴィマナの説明をしていた。


学校が終わって、ヴィシュヌとシヴァの家を見てみたいと提案した。神様は、どういう生活をしているんだろう。
この事を話すと、
「僕らの家はヴィマナ。アシュビンっていう、パイロットに面倒見てもらってるの。」
と言われた。親はどうしているんだろう。これも訊いてみた。
「普通にいたよ。」
と返された。どうもひっかかる。いたよ?じゃあ今はいないのか?
これは何かやばそうなので、訊くのはよしといた。
学校の隅で、新しい情報をヴィシュヌに教えてもらった。シヴァは基本何も喋らない。
「またベータラがこの付近に来たらしい。君じゃちょっと早いかな。」
「なぁ、お前維持神だろ?槍とか使えるの?結界とかはる位しか考えられねぇんだけど。」
「もち。結界張る事しか出来ないよ。」
「おいおい、それでいけんの?」
「まぁいたら呼んでね。見せてあげるよ。僕の戦いを。」
そういって、ヴィシュヌは不適に笑った。
 

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ヴィマナの中は冷房が効いていて涼しい。
「さて、まず僕らがなぜこの学校に来たのかを言おうか。」
ヴィシュヌが喋りだす。
「最近、ベータラが海を渡りこちらにやってきた。下界に降りた君は、何かの手違いで神の記憶が飛んだらしい。そこでベータラたちは、そこに目を付けた。そして、君を狙いに来た。僕らは、君を探し出し、そして君が何であるかを教え、そして共に戦う為に来た。」
「戦うって何と?」
「ベータラ、及び悪魔、怪物、夜叉等。戦う為に、それ相応の武器が必要だ。シヴァの武器は、火炎の投槍パスパタシュート、僕は蓮華槍という蓮を模した槍。君はゴッズクレイという粘土。」
ね、粘土ぉ?そんなのでどうやって戦えと・・・。
「粘土でどういう風に戦うわけ?自分で武器でも作りゃいいの?」
「大正解。」
・・・馬鹿にしたつもりなのだが。
「君のゴッズクレイはエネルギーが粘土化したもの。エネルギーとしても使えるし、何より武器を創れる。創造神にぴったりだ。凝縮すれば硬くなり、体積は小さくなる。もっとも、君のエネルギーがそのまま武器に現れるから、君の力が大きいほど体積は増える。」
バトル漫画でいろんな武器を見たことがあるが、いままで見た中でこれが一番使いにくそうだった。


闇夜に目が光る。
準備は出来た。さぁ、我がアスラよ、進みだせ。血塗られた道を。

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眠い・・・。
昨日は散々だった。
変なベータラとかいう怪人を見て、ゾンビの群れを見て、自分は創造神と宣告され、挙句の果てにヴィマナとか言う奴に乗せられ、結局帰ったのは2時。かなり親にしかられた。
俺の通ってる濱図中学は、朝が早い。成長期真っ盛りの14歳は、普通にしてても眠いってのに。
そんな眠気を覚ますビッグニュース朝のHRに飛び込んできた。

「は~い、今日はビッグニュースがありま~す。はい、入って~。」
そうやって教室に足を踏み入れてきたのは・・・ええ?シヴァ!?
「美愛中学からきた、羽柴弓子です」
この上なくぶっきらぼうに、シヴァが喋った。
先生が喋りだす。
「羽柴君は親の仕事の都合でこっちにきたそうだ。皆仲良くやれよ~。羽柴君、急な転入で席が用意できなかったんだ。悪いが、あの席に座ってくれ。」
先生の指の向くほうには、俺の席の隣の席があった。俺の隣の空いた席が。
「はい。」
こっちに来るシヴァ。座ったのを確認すると、すぐさま机にメッセージを書いた。
(なんでここに?)
気付いたシヴァが俺と同じようにメッセージ刻む。
(あとでな)
大きな疑問は4文字で一掃された。
モヤモヤのHRが終わった。
途端に声をあげる。
「何でここにいるんだよ?」
「え、何ですか?」
・・・こいつ、ネコかぶってやがる。
こいつにからんでも仕方が無いので、廊下に出た。
すると、いきなり肩を叩かれた。
「おはよ!」
「次はお前!?」
肩を叩いたのはヴィシュヌだった。
「ちょっと理由があって、この中学にやってきたんだ。」
「なんで?」
「ここじゃちょっと言えないから。大体どういう系かは予想つくでしょ?」
・・・確かに。このタイミングでこいつらが来たということは、理由はあの神様関係に決まってる。
「・・・あぁ。分かった。」
「放課後、濱図第2公園に来てね。またあれに乗るから。」
「今回は遅くならないだろうな。」
「大丈夫。昨日は例外。じゃあね。」
こうして、また新しい学校生活がスタートした。

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「グフ!」
シヴァにどつかれ、目を覚ます。
あたりを見回すと、ここが学校でないことが分かった。
心地いい香りのお香。
一目で高価と分かるインド風の調度品の類。
驚くほど音質の良い、インド風の音楽。わずかに響く「ブーン」という音も聞こえる。
「・・・ここは?」
気付くと隣でカレーを食べているヴィシュヌが、しゃべりだす。
「ここは、ふぃこうていヴィマナ。神々の乗り物。」
「ふぃこうてい?」
ごくん、と口の中のカレーを飲み込み、またしゃべりだす。
「飛行艇。今はアシュビンさん・・・パイロットが運転してるけど、昼間は太陽光で自動運転できる、エコ飛行艇なんだ。まぁ、詳しく知りたいんだったら、この本を読んでね。」
そう言って渡されたブ厚い本の表紙にはポップな字体で、『ヴィマニカ・シャストラ!~~これで君もアシュビンだ!~~  日本語版』と書かれている。
読んでみようと手を伸ばすと、誰かの手が伸びた。
「ゴン!」
「イテッ!」
シヴァが本を持って、ヴィシュヌの頭を叩いた。
「今はその話じゃねぇだろ!いいか、耳の穴かっぽじってよく聞けよ、最近ベータラの活動が活発化してきやがった。裏でなんかの力が働いてるかもしれねぇ。だから三位一体神が召集されたんだ。」
「はぁ。」
つまり、あの化け物が誰かの力でまとまった、ということか?
まだ良く分からないのに、どんどん話される。
改めて二人を見てみる。
シヴァは黒髪黒目、ロングヘアー。パーマもかけてなく、スケ番みたいな感じだ。ジーンズにパンクなTシャツ、
ワイルドなパーカー。
ヴィシュヌは自然な茶髪で、染めたのではないだろう。きっと、地毛だ。目は黒目。いたって普通の無地の茶色い長袖、黄土色に緑を足したような色の長ズボン。
俺は、普通の髪の毛、普通の目、学校の制服。ファッションしてるような部分といえば、腕時計くらいだ。
腕時計?ヤバッ!
あわてて時計を見る。短い針が1と2のぴったり真ん中を指していた。
「あぁ~~!」
飛行艇ヴィマナの中で、うるさい俺の叫びが響いた。
シヴァにうるさいと、どつかれた。本日2回目だ。ため息とともに、自分の正体も、あの化け物も、何もかも忘れたように、時計の針のことしか頭に無かった。
こうしてヴィマナの夜は更けていく。

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真後ろから掴まれた俺は、校舎の物陰に倒れた。
「大丈夫?」
小さく、囁くように気の弱そうな男の声が聞こえた。
「うるせーな、今は黙っとけ!お喋りはあとだ!」
今度は、気の強そうな女の声が聞こえた。気の強そうだが、男の声と同じく、声を小さくしてる。
「あのやろー、ブラフが自分の事を神だって知らないからって不意打ち狙ってきやがった。汚い奴らだ」
神?ブラフ?何のことかさっぱり分からない。
「あの~」
「うるせぇ!」
「ちょっとシヴァ、そんな荒いしゃべり方はよしたほうがいいって・・・」
「あぁ!?文句あんのか?」
「すみません」
・・・なにがなんだか。
シヴァと呼ばれた娘は何処にあったのか、金色の棒を取り出した。
「ヴィシュ!しっかり結界はっとけよ!」
「分かった!」
「ウォリャー!」
金色の棒を持って、駆け出すシヴァ。
「ゴメンね、倒したりして。」
ヴィシュと呼ばれた人が、謝る。
「僕はヴィシュヌ、彼女はシヴァ。維持神と破壊神なんだ。」
「はぁ・・・」
俺の頭の中で、何が起こっているんだろう。きっと、俺は病気だ。
「君はブラフマー、創造神。あのお腹の大きな裸の奴はベータラっていう餓鬼で、まわりのゾンビは正真正銘の死体。」
混乱して、何がなんだか分からなくなってきた。
ときおり、バコ!とかバキ!とか、ガン!とか鈍い音が聞こえる。
ヴィシュヌは、話続ける。
「君は、僕らと一緒に世界を救いに下界に降りたんだ。」
ファンタジー漫画みたいなことを言われ、もうなんとリアクションすればいいのか分からない。
そして、意識が遠のいていく・・・
 

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幼いときから想像力が強く、雲を見るたびにあれはなんだろうと思いを馳せていた。
粘土やブロックといったものが得意で、小学校の図工の時間の粘土の単元になるたびに周りに人だかりが出来たのを覚えている。
粘土に関しては賞も取ったくらいだ。俺の部屋には、俺、富良野創の賞状が飾ってある。
そんな子供時代だった。

「やばいな・・・」
思わず声を漏らす。腕時計の針は10:15分を指している。
校門の前で思わず立ち止まる。なんて不気味なんだ・・・
学校に教科書を忘れ、塾の帰り道を走った。塾が終わって気づいた、忘れ物。
「バン!」大きな音を立てて、校門の向こう側にバッグが落ちる。
少し低めの校門を登れば、鍵の壊れた裏口から入ればいい。
走って運動場を通り過ぎようとして、思わず立ち止まる。
なんだあれは・・・。
サッカーのゴールの前をふらふらとした足取りで歩く、誰か。
体のいたるところに彫られたタトゥー。
首に巻いた金色の紐。
異様に大きな腹。それと対照的な、長く、ガリガリにやせ細った手足。
そいつは、裸だった。しかし、一番目を引いたのは、これらのどれでもなかった。
こいつを囲む奴ら。そいつらは、手が白骨化していたり、顔の半分の皮膚が破れていたり、中には脳みそが飛び出ているものまでいる。
そいつらを見て頭の中に思い浮かんだのは、ホラー映画で見たゾンビ。
そいつらは、ゾンビそのものだった。
足がすくむ。手が震える。
俺はそいつらに意識を集中させすぎて、真後ろから来る手に気付かなかった。

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今日、職場体験でした。
このことについては、職場体験最終日に。
小説できました。
今日公開しようと思います。

それじゃ。

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